活動レポート

2014.6.18

開催報告「池上彰教授と語らう『初夏の読書会』」

6月18日(水)、リベラルアーツセンターにて4回目となる『読書会』が開かれました。

今回の本は、「申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。」(大和書房)
この本は、著者である女性経営コンサルタントのカレン・フェランが、30年のキャリアから、理論やチャートよりも会社再建に一番必要なことは何かを赤裸々に綴っている話題の新書です。池上彰教授が、将来、企業や研究室でプロジェクトに取り組むことになる学生たちに考えてほしいということで選択しました。
参加者は、高校生・学部生・修士・田町に通う社会人学生を含めた12名。
会の進行は、学部1年生の松本海斗さんをリーダーとした3名の学生スタッフが務め、前半は「既存の理論やモデルをどう生かすべきか」、「会社はどうあるべきか」といったテーマでディスカッション。今回はスタッフの提案により15時開始のところを、早めに参加者にお集まりいただき、1時間親睦の時間を設けたため、緊張がほぐれて会の最初から意見交換がとても活発に行われました。
後半はディベート形式にて「会社は、数値目的や業績評価によって人を管理すべきではないのでは?」を二手に分かれて、数値目的の必要性や社員のモチベーションなどをキーワードに議論しました。
3時間半という長時間の会でしたが議論は尽きないまま、和やかな雰囲気での終了となりました。最後に池上彰教授からは、エリート大学を卒業しコンサルタントをするような立場になったとしても、現場の労働者一人一人に対してのリスペクトが大事、理論だけではなく人間を見ることが大切、との言葉がありました。
参加者からは、「少人数だったので発言できる回数が多くてよかった」「 普段あまり読まない分野の本について、自分よりも年上の方と議論するのがとても楽しかった」「身の回りの友達には無い、物事の見方を得られたように思う」などの意見をいただきました。
リベラルアーツセンターでは今後もこういった学生同士が多様に議論できる読書会を開催予定です。

Copyright © 2013 Tokyo Institute of Technology. All rights reserved.